新型インフルエンザワクチンの優先接種の費用について、宮城県内の全35市町村が低所得者を無料とする方針を固め、32市町村はほかの優先接種者向けにも独自の助成制度を設けたことが16日、県の調査で分かった。
優先接種者のうち、生活保護世帯、市町村民税非課税世帯は国が半額を補助し、残りを県と市町村が負担する。全市町村が全額負担を実施する見通し。低所得者を除く優先接種者への市町村の助成は表の通り。助成対象と助成額は自治体によって異なる。
大崎市など7市町は医療従事者を含むすべての優先接種者が対象。妊婦と持病のある患者、1歳?小学3年、1歳未満の乳児の保護者らに対象を絞った自治体が10市町で最も多い。
助成額は富谷町が全額負担。ほかの市町村は接種1回当たりの助成額に550円?2600円の幅がある。
独自助成を設けていない3市町のうち気仙沼市と南三陸町は実施方針を決め、地元医師会と手続きを協議している。
仙台市は低所得者以外の助成を計画していない。市健康福祉局は「優先接種は個人の重症化防止が狙い。社会防衛のためではないので接種の勧奨はなじまない」と説明している。
接種費用は1回目3600円、2回目2550円(初回と異なる医療機関で接種する場合は3600円)。
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【出典】河北新報(11/17) http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1040/20091117_01.htm